今日は父の日ですね。フランスも同じく fête des pères 父の日です。困るのが、プレゼントですよね…母親に比べて、何を贈ったらいいのか悩みます。「プレゼントなんていらない、いらない」と言いつつ、あげないと母親以上に悲しむのも、悩みの種です。その悩みは、やはりフランスでも同じようで、un cadeau original Fête des pèresという題名のサイト記事をよく見かけます。でも、なんでフランス語では、プレゼントのことをcadeauというのでしょうか? 辞書をひくと、un present(贈り物)という言葉もあります。しかし、やはり日常使うのはun cadeauです。かつて、プロヴァンス地方では「頭」のことを「caput」と言い、これが、そのうち上席者を指すようになります。今では、chefですね。また、それが、文章の文頭にくるlettre chapitale(大文字)を指すようになるのです。…なんか話がずれてない?と思うかもしれませんが、話はここから。その後、テキストを美しくするために、この文頭の大文字を飾り始めるのです。これが、cadeau!文頭の文字をこんなに大きくしたら読みにくい…かもしれませんが、美しいテキストを作ろう、見る人の心を和まそうという、全く悪気のない心使い。これがcadeauなのです。余計な行為(いらない物)であっても、大丈夫!悪気がなければいいのです。どうですか?ちょっと、プレゼントを探してみようって気になりませんか?
父の日のプレゼントは?
CuiCui
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