2020.06.24 23:54フランス人だってコメディー映画が好きなのだ!フランス映画のイメージを聞くと「理解に苦しむ」「誰か必ず死んでしまう」「結末の意味が分からない」「Finをフィンと読んでふられた」など、あまりいいイメージがありません…でも、皆さんもよくご存じのリュック・ベッソン監督「タクシー」はフランス映画。当時は、くだらないハリウッド映画に魂を売ったようだ、とコメディー映画への批判も多かったのですが、シリーズものになるくらい人気に。そこには、日本のテレビアニメが、フランスで放送されるようになったことが、影響しているのかもしれません。日本のアニメのおもしろさは、とにかく非現実!キャラクターが大きくなったり、小さくなったり、泣いたり、笑ったりのスピード感は、他国のアニメの群を抜いています。そこで、人気になったのが Ni...
2020.06.23 13:19お刺身コーナーでワインのおつまみスーパーのお刺身コーナーは宝の宝庫!ワインの1品のアイテムがいっぱい。今日はイタリアンの気分なので、イサキのカルパッチョ。ゲランドの塩、ピンクペッパー、コショウ、レモン汁、オリーブオイルを適宜。イタリアの冷えた白ワインとぴったり!
2020.06.23 09:27やはり、フランスはサッカー!あれ?フットボール?スポーツに縁遠い私が、なぜサッカーの話をするのかというと…今日は、あの有名な元フランス代表サッカー選手、 ジダンのお誕生日!あめでとう!フランス語でサッカーのことをFootballと言いますが、Soccerよりも語源が分かりやすいですよね。Foot(足)+Ball(ボール)ですので…もうご存じだと思いますが、Footballの本当の名称は、 Association Football。1880年頃から、仲間を意味するSocに、人を意味するerを付けて、俗称Soccerと呼ばれるようになりました。日本語でも「サッカー」が一般的。1968年の時点では「日本蹴球協会」でしたが、1974年に「日本サッカー協会」となりました…しかし、英語表記は「Japan Foo...
2020.06.21 08:23父の日のプレゼントは?今日は父の日ですね。フランスも同じく fête des pères 父の日です。困るのが、プレゼントですよね…母親に比べて、何を贈ったらいいのか悩みます。「プレゼントなんていらない、いらない」と言いつつ、あげないと母親以上に悲しむのも、悩みの種です。その悩みは、やはりフランスでも同じようで、un cadeau original Fête des pèresという題名のサイト記事をよく見かけます。でも、なんでフランス語では、プレゼントのことをcadeauというのでしょうか? 辞書をひくと、un present(贈り物)という言葉もあります。しかし、やはり日常使うのはun cadeauです。かつて、プロヴァンス地方では「頭」のことを「caput」と言い、こ...
2020.06.21 00:00じつは明るいサルトル今日は「存在と無」、実存主義…と言うと分かりませんが、一度は、聞いたことがあるサルトルのお誕生日。身長160㎝、神経質で暗そう…なのですが、実はモテモテ!とにかく明るい…とまではいきませんが、実は明るいサルトルだったのです。それは彼の著書「存在と無」で分かります。「人間は無」がテーマ。全然明るくない(泣)…と感じますが、彼の言いたいことは、「人は毎秒ごとに、新しい自分になっていく、1秒前の自分は、もう今の自分ではないのだ…人は、今の自分の存在を1秒たりとも持つことができない生き物。だから!今の自分はこれでいいのだろうか?なんて悩んでも仕方がない!」ということ。どうですか?明るくなったでしょ?また、「電気」という存在は、「照らす」という本質(役割)決まっ...
2020.06.19 00:23パスカルのお誕生日 le19 juin今日は「人間は考える葦である」という言葉で有名なパスカルのお誕生日。「もう少し、クレオパトラの鼻が低かったら、歴史は変わっていただろう」という言葉でも有名ですね。パスカルは多くの、それもバラエティーに富んだ格言を多々残しています。「恋愛に年齢はない、それはいつでも生まれる」…という実体験のような言葉や、「無知を恐れるな、偽りの知識を恐れよ」と、哲学者らしい言葉も残しています。それもそのはず、パスカルは、別に、本を出版しようなどと考えていなかったから。ちょっとしたメモに、思いついたら、すぐに書き残す、それを繰り返しているうちに、亡くなってしまい、弟子たちが、苦労して、メモを寄せ集め「パンセ(思考)」という本を出版したのです。メモの断片なので、本当は何が言...
2020.06.18 22:43Il pleut …大雨の時の表現は?日本語で大雨の時の表現は、いろいろありますが、フランス語では、Il pleut des cordes:ロープが降ってくる…と言います。何となくイメージで分かる気がします。あまりにも多くの雨が降っていと、1粒1粒が繋がって1本の線になって見えますね。日本語では「篠突く雨」(しつくあめ)と言う表現があり、篠(細い竹)で突くような激しい雨を意味します。これも、何となく分かりますね。一番よく分からないのが、英語の表現 It's raning cats and dogs…調べたところ、かつてペットは屋根裏部屋に居て、雨が降るとそこが水びだしになり、ペットたちが、一斉に下の階へ避難してくるから…この表現が生まれたらしいのです。なるほど、ね。
2020.06.18 12:34歴史は女性で動いている!オンラインレッスンでフランス歴史講座が5月からスタート。ルネサンス文化など、歴史上の文化を学ぶこともとても楽しいのですが、なんと言っても、面白いのが女性!王の後ろに王妃あり!また、母、愛人…など女性あり!なのです。第1回目に登場したのが、フランク王国クローヴィス1世の妻、クロチルド。これといって特定の宗教をもたなかったフランク族にキリスト教を持ち込み、夫クローヴィスに洗礼をすすめます。クローヴィスは、ただ単に、愛する妻の言うことを聞いただけ…なのですが、フランク王国がキリスト教国になったことで、ローマとの絆を深め、一機に大国へ!その後300年続くメロヴィング朝を築いたのです。愛されながら、夫を導く!これ以上スゴイことはないですね!第2回目は、あのシャル...
2020.06.16 09:47毎年6月の楽しみ…毎年楽しみにしていることってありますか?私は、なんといっても、6月に食べる北海道のホワイトアスパラガス!かなり昔に、縁あって、北海道の農家の方と知り合い、ここ最近数年、北海道から6月にホワイトアスパラを取り寄せて食べています。ヨーロッパでは春の到来を告げる、やはりヨーロッパ人にとっても、欠かせない旬の野菜。いろいろな食べ方がありますが、私は蒸し器で蒸して、生ハムまたは、カマルグの塩と食べるのが好きなんです…ついに、昨日、より寄せたアスパラ、全部食べてしまいました…また、来年が楽しみ、楽しみ!!
2020.06.16 09:32初心者クラスRoom1スタートオンラインで、はじめてフランス語を学ぶ方対象のクラスRoom1がスタートします。初回開催日は、8月23日(日)10:00~。その前に、オンライン授業は初めてで不安な方は、7月19日(日)13:00~オンライン練習レッスンを開催します。練習レッスンは、参加費無料。8月の初回月は、レッスン料月額500円です。暑くて、通学が大変な時期こそ、オンラインレッスンを満喫しましょう!●7月19日(日)13:00~ オンライン練習レッスン●8月23日(日)10:00~ Room1(フランス語読み方、動詞の活用)お申込みは、cuicuiのHPからお申込みください。7月19日はHPのTopに詳細が記載されています8月23日のお申込みは、クラス詳細→Maison Août ...
2020.06.15 12:33クラッシックなお料理にParis気分!Franceも段々とカフェやビストロが再オープンしてきましたね。でも、まだフランスに行くのは無理…なのですが、パリ気分が味わえる素敵なビストロで、のんびりランチタイムを過ごしました!!大手町にある「ビストロ ドゥーブル」赤いパラソルがパリのカフェのよう!白身魚の焦がしバターは、クラッシックで上品な味わい。白ワインとピッタリでした。ぜひ、みなさんもParis de Tokyoを、たまには、のんびり過ごしてみるのは、いかがですか?Bistro Double https://www.bistro-double.com/
2020.06.12 07:33フランス文学の祖 鈴木信太郎先生もう過ぎてしまいましたが、6月3日はフランス。文学の祖 鈴木信太郎先生のお誕生日でした。豊島区には、2018年3月28日に開館した鈴木信太郎記念館があります。当時、日本に仏文学における研究は皆無であった中、1917年に東大仏文科に入り、また、もっと皆無であった象徴主義マラルメの詩の翻訳をなさいます。マラルメ曰く「我々には言葉しかない、だから言葉で書くしかない。言語は宝石と同じ。角度を変えると光り方が違う」フランスのマラルメが、どのように言葉を用い、何を表現しているのか、洗練された言葉を読み取ることは、苦労、というよりも、精神的宇宙に生きる、喜びだったのかも…と鈴木先生の書斎を見て、思ってしまいました。機会があったら、ぜひ、鈴木信太郎記念館、行ってみてく...