2020.06.24 23:54フランス人だってコメディー映画が好きなのだ!フランス映画のイメージを聞くと「理解に苦しむ」「誰か必ず死んでしまう」「結末の意味が分からない」「Finをフィンと読んでふられた」など、あまりいいイメージがありません…でも、皆さんもよくご存じのリュック・ベッソン監督「タクシー」はフランス映画。当時は、くだらないハリウッド映画に魂を売ったようだ、とコメディー映画への批判も多かったのですが、シリーズものになるくらい人気に。そこには、日本のテレビアニメが、フランスで放送されるようになったことが、影響しているのかもしれません。日本のアニメのおもしろさは、とにかく非現実!キャラクターが大きくなったり、小さくなったり、泣いたり、笑ったりのスピード感は、他国のアニメの群を抜いています。そこで、人気になったのが Ni...
2020.06.23 09:27やはり、フランスはサッカー!あれ?フットボール?スポーツに縁遠い私が、なぜサッカーの話をするのかというと…今日は、あの有名な元フランス代表サッカー選手、 ジダンのお誕生日!あめでとう!フランス語でサッカーのことをFootballと言いますが、Soccerよりも語源が分かりやすいですよね。Foot(足)+Ball(ボール)ですので…もうご存じだと思いますが、Footballの本当の名称は、 Association Football。1880年頃から、仲間を意味するSocに、人を意味するerを付けて、俗称Soccerと呼ばれるようになりました。日本語でも「サッカー」が一般的。1968年の時点では「日本蹴球協会」でしたが、1974年に「日本サッカー協会」となりました…しかし、英語表記は「Japan Foo...
2020.06.21 00:00じつは明るいサルトル今日は「存在と無」、実存主義…と言うと分かりませんが、一度は、聞いたことがあるサルトルのお誕生日。身長160㎝、神経質で暗そう…なのですが、実はモテモテ!とにかく明るい…とまではいきませんが、実は明るいサルトルだったのです。それは彼の著書「存在と無」で分かります。「人間は無」がテーマ。全然明るくない(泣)…と感じますが、彼の言いたいことは、「人は毎秒ごとに、新しい自分になっていく、1秒前の自分は、もう今の自分ではないのだ…人は、今の自分の存在を1秒たりとも持つことができない生き物。だから!今の自分はこれでいいのだろうか?なんて悩んでも仕方がない!」ということ。どうですか?明るくなったでしょ?また、「電気」という存在は、「照らす」という本質(役割)決まっ...
2020.06.19 00:23パスカルのお誕生日 le19 juin今日は「人間は考える葦である」という言葉で有名なパスカルのお誕生日。「もう少し、クレオパトラの鼻が低かったら、歴史は変わっていただろう」という言葉でも有名ですね。パスカルは多くの、それもバラエティーに富んだ格言を多々残しています。「恋愛に年齢はない、それはいつでも生まれる」…という実体験のような言葉や、「無知を恐れるな、偽りの知識を恐れよ」と、哲学者らしい言葉も残しています。それもそのはず、パスカルは、別に、本を出版しようなどと考えていなかったから。ちょっとしたメモに、思いついたら、すぐに書き残す、それを繰り返しているうちに、亡くなってしまい、弟子たちが、苦労して、メモを寄せ集め「パンセ(思考)」という本を出版したのです。メモの断片なので、本当は何が言...
2020.06.18 12:34歴史は女性で動いている!オンラインレッスンでフランス歴史講座が5月からスタート。ルネサンス文化など、歴史上の文化を学ぶこともとても楽しいのですが、なんと言っても、面白いのが女性!王の後ろに王妃あり!また、母、愛人…など女性あり!なのです。第1回目に登場したのが、フランク王国クローヴィス1世の妻、クロチルド。これといって特定の宗教をもたなかったフランク族にキリスト教を持ち込み、夫クローヴィスに洗礼をすすめます。クローヴィスは、ただ単に、愛する妻の言うことを聞いただけ…なのですが、フランク王国がキリスト教国になったことで、ローマとの絆を深め、一機に大国へ!その後300年続くメロヴィング朝を築いたのです。愛されながら、夫を導く!これ以上スゴイことはないですね!第2回目は、あのシャル...